ようこそ。ここが、青春の終わりだ。

道尾さんはこれで二作目。
ミステリーとしてだけではなく、物語としてもおもしろかった。
ラットマンというのはネズミ男のことではく、心理学用語なわけですが、これがキーワードになります。
やはり、よかったのはラットマンをうまく使っていたことです。
短いながらも洗練されていると思いました。
厚い壁の前にもう一服。

残り82冊

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