2009-01-01から1年間の記事一覧

色々

川端裕人『夏のロケット』 ロケット作りに魅せられた大きい子供たちのお話(語弊がある感じだ) 宇宙を目指すっていうストーリーに弱いんで、すごくこういうの大好きです。 もう大好きです。ただ、僕自身の傾向としてはロケット作りより宇宙に行きたいってい…

結婚しました

烏有くん、悩むの巻。 毎回悩んでいる気がする。 麻耶さんもだいぶ追いついてきたな。ていうか出さないからなんだけど。 あの時刻表パズルのようなアリバイ崩しは無理。ていうかやる気が起きない。36冊目next 川端裕人『夏のロケット』

久しぶり

久しぶりに本を読んだ気がする。まあ、この6冊はここ2週間で読んだものですが森見登美彦『四畳半神話大系』 使いまわ(ry ようするに主人公と親友の友情物語でした。 どういう道に行ってもそんなに人生変わらないよってこと。広瀬正『マイナス・ゼロ』 4…

青春×2と青春じゃないの

初野晴『1/2の騎士』 普通に良い作品。切ない感じのお話。青春もの。ていうかこの作者物語の構成の仕方がうまいわ。 ミステリーのトリック云々よりは青春的な方に目がいく作品。もうなんか青春としか言いようがない。米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件 上…

昔懐かし新本格

倉知淳『星降り山荘の殺人』なんだか久しぶりに新本格っぽい新本格を読んだ気がする。 吹雪の山荘ものというお約束ミステリ。 なんていうか、そのシチュエーションを踏襲したっていうよりパロったっていうのが正解だと思う。 トリックはやかんのそれはなんだ…

すげえ仕掛け本とすげえ物理トリック

泡坂妻夫『生者と死者』 『しあわせの書』に次ぐかなり凝っている(かなりどころの話ではないが)仕掛け本。 これを書くのに要した労力はすごいもんだったんだろうな…… そして惜しい人を亡くしました。ご冥福をお祈りします。村崎友『風の歌、星の口笛』 す…

わたしのベッキーさん

北村薫『街の灯』 再読。わたしのベッキーさんシリーズが後述する『鷺と雪』で完結するというので、1作目のこの作品を読み返してみた。 久々の北村先生の文章を読むと、なんだかいいなあ、と思ってしまう。雰囲気、雰囲気。 1年以上前に読んだので、色々と忘…

久々更新

月1回ペースになってるような。 三津田信三『密室の如き籠るもの』 メフィストで表題作以外は掲載されて、読んでいたけども、書き下ろしの「密室の如き籠るもの」が全体の半分の頁を占めているのでお得感が。 刀城言耶シリーズは長編の方がいいと思うなあ。…

カカシ様が見てる、略してカカ見て

うん、おもしろい。刀城言耶シリーズ最初の作品ということです。 これまでの中で一番民俗学臭が強い。二転三転の結末はどれも変わらないですけどね。 刀城シリーズ既刊のものは全部読んだかなーと思ったけど、最新作の『密室の如き籠もるもの』が出てますね…

ごった煮

なんか1ヶ月以上更新できませんでした……本が最近読めてないです。 エラリー・クイーン『フランス白粉の謎』 読んでいる最中はしんどいけど、読み終わったら面白かったなあと思う。 あのリーダビリティのなさの中で挑戦状を受け取り推理するのは無理です。有…

今年最初のミステリ

さて、新年なので気持ちをリセットして、新たにカウントを始めたいと思います。 そして去年最後の更新と今年最初の更新に読んだ作家が同じだということはあんまり意図していません。 でも『コズミック』という超弩級の作品で始めることは決めていました。 ち…