いやあ、面白かった。

あの、独特な世界観に生物たち。
貴志さんはホラー系統の作品しか読んでないのですが、やはり貴志ホラーに通じる、人間の恐ろしさというものがよく描かれていたと思いました。
ミステリー色は薄めですが、エンターテイメントとして最高に楽しめました。
SF、ホラー、ミステリー、いろんなジャンルを網羅した珠玉の一冊(いや、上下巻だから二冊)でした。
今年のこのミス5位以内には入りそうだと思われます、もちろんまだまだいい作品は出てくるのでどうなるかわかりませんが

残り87冊

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