恩田陸『黄昏の百合の骨』他2作

関連作品を全く読まずこの作品を読みました。
恩田陸だから本格としては期待してなかったけど、徐々に謎が増えていきクライマックスで次々と明かされていくのはとてもよかった。
どんでん返しもあったし、ミステリに重要な驚きという点をうまく書けていたと思う。
関連作品読んでないからシリーズものとしての評価は下せないのが残念。
時間があったら読んでみるか。

残り90冊

恩田陸『象と耳鳴り』
恩田作品には珍しい本格短編集。でも、恩田ミステリだよな、っていう感じの作品。悪くはないけどよくもないってところ。10ページにも満たない作品で面白いと思わせるのはすごいですけどね。

残り89冊

霞流一『スティームタイガーの死走』
バカミスの帝王といえばこの人!って初めて作品を読みましたが。
最近バカミスを好きになってきたんですけど、特にバカミスの中でもおもしろい作品だと思った。とにかくただものじゃない作品です。
密度の濃さが半端なく、驚くべく真相が最後に明かされて…なんじゃこりゃ!っと思わされました。
間違いなく良作、人を選びそうな気がするけど。

残り88冊

next 貴志祐介新世界より