トンネルを抜けるとSF世界だった

川端康成『雪国』
古典純文学。ぶっちゃけて言えばヒロイン萌のための作品のような(以下略)
いや、でもおもしろかったです。雪国に住んだことがないので『雪国』のような世界は僕にとってファンタジーです。

残り14冊

殊能将之『キマイラの新しい城』
最高。殊能先生はすばらしい。ダミートリックに気づいたときは笑いが止まらなかった。
イスルギーがどんどんメイ探偵になっていく。
殊能さんの描く美人な女性、かわいい女の子はどこかクセがあるのが特徴。
アクが強すぎるというか・・・・・・
しかし、ミステリーランドの『どんがらがん』以外の作品を読み尽くしてしまった。
これで新刊を待つ立場になってしまった・・・・・・早く新作書いてほしいなあ・・・・・・

残り13冊

乾くるみ『リピート』
帯にはあのイニシエーション・ラブより驚ける! とかなんとか書いていたけど、方向性が違うので比べるのはどうなんだろうと思う。
乾さんの作品は人間の恋愛部分のグロさがかなりストレートに描かれているので辟易します。
結構苦手だなあ・・・・・・だがしかし、タイムループというSFテーマには非常に心惹かれる。
理論が書かれている部分はワクワクしながら読んでしまった。
オチはあれでいいと思うんですが、収束する部分がちょっとガッカリだった。

あと僕は絶対リピートに誘われても行かないだろうな。

残り12冊

next エラリー・クイーン『Xの悲劇』