佐々木譲『警官の血』

レポートって辛いですね、おかげで本が読めない読めない。
さて、2008年度このミス1位作品の『警官の血』。ストーリーは三代にわたって警察官になった男たちの話。三部からなる構成だったけど一部が一番面白かったかな。二部、三部になるにつれ息切れしていく感じ。とはいえおもしろかったです、学生闘争などをエンターテイメントに仕上げられるってのはすごいなあ。
真相はあっけなくあかされ、さらにそれの伏線がまるでないので唐突感が否めない。まあ、予想はできたなあ。
不満気味な感想はこのミス1位という期待から出てるので仕方ないと思ってください。

残り94冊