2008-05-12 誰の時計か 有栖川有栖 至極まっとうな本格ミステリ。特に表題作の「スイス時計の謎」は久々に楽しめた本格中編だった。 作家アリスの意外な過去が明らかになる意味でも楽しかった。 つっこみようがない作品だなあ。矛盾がなくて。 安定して読める作家だ。残り54冊next 有栖川有栖『モロッコ水晶の謎』