物理トリックの名手と子供向け?と西澤マジック

クリスティは諸々の都合上読むのを中止しました。まあ、再読だしね。

北山猛邦『『ギロチン城』殺人事件』『少年検閲官』
『城』シリーズの中でも好きなほうかも。
北山さん全体に言えるけど、幻想的で終末的な世界観が好きだ。
少年〜のほうは世界観をトリックに使ったのがよかった。予想外だ。

はやみねかおる『そして五人がいなくなる』
子供向け?なのか。
大人でも楽しめるよな、なんだか遊園地で騒いでいるのがノスタルジックに感じた。

西澤保彦『神のロジック・人のマジック』『腕抜探偵』

神の〜の方はですね、後輩にとある作品と似ているってことを指摘されてトリックわかっちゃったけど、それでもやはりそのトリックの姿勢がこちらの方が潔いなあとは思いました。
でも、某似ているトリックの作品の方が伏線はりまくっててるけどね。

腕抜〜の方はいい短編集です。この人の短編集好きだなあ。割とブラックなのも○。

140冊目

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