酒飲み4人組

西澤保彦『麦酒の家の冒険』

不可思議な出来事から事件の全体像を組み立てる安楽椅子探偵ぶりがおもしろい。
あの妄想力はすごいなあ、このシリーズの魅力の一つに推理合戦があるわけで各々の妄想を競わしているのを見るのが楽しい。

西澤保彦『黒の貴婦人』

時系列がまちまちな短編集。タックとタカチの関係が決定的になってるなあ。
やっぱり、この4人組はよい。成長が見て取れる。
表題作のタイトルの意味がいいね!

111冊目

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