麻耶雄嵩

結婚しました

烏有くん、悩むの巻。 毎回悩んでいる気がする。 麻耶さんもだいぶ追いついてきたな。ていうか出さないからなんだけど。 あの時刻表パズルのようなアリバイ崩しは無理。ていうかやる気が起きない。36冊目next 川端裕人『夏のロケット』

イワンのばかとコンプレックス話

トルストイ『イワンのばか他八篇』 寓話集です。どれも欲をかきすぎると罰が当たるぞ的な話です。 こういう小説はあんまり読んでこなかったけど、どれもまあ聞いたことはある感じ。 それがすごいけど。麻耶雄嵩『鴉』 またやらかした的な帯。でも意外とやら…

名(迷)探偵を超越した探偵、メルカトルとその相棒

アンチミステリ作品集。麻耶作品はどれもそんなんだけど。 どれもこれもアンチミステリとしては素晴らしい出来だった。麻耶作品の中では翼〜と同じくらい好き。 「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」は良い作品。エェェとしか言いようがないけど。(つーかど…

雪密室と不条理とミステリホラー

麻耶雄嵩『あいにくの雨で』 後述するカミュの『異邦人』もたいがい不条理だと思ったが、麻耶さんは不条理ミステリの代表者だと思った。 なんだろう、この胸にしこりが残るエンディングは。カミュ『異邦人』 動機:太陽がまぶしかったから 不条理だなあと思…

病んでる

銘探偵メルカトル鮎が好きなのでそこそこ出てきてくれて嬉しかった。 烏有君、迷走するの巻。 これはシリーズ物としてネタバレが含まれているので気をつけたほうがいいです。 なんというかバナナですべってっていうくだりはあり得なさすぎて笑った。 翼〜を…

講談社のミステリーランドから出た麻耶先生の不条理ミステリー。 うん、子供向けのはずのレーベルなのにグロすぎる(笑) 猫の虐殺だとか、犯人だとか、最後の不条理さや、神様が言った彼の未来など色々精神的にきつい。 トラウマになるよなー、こんなの小学…

麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)』

なんかですます調とである調が混ざってるなあ。 どっちかにしないと。読み終わった後の第1声なにこれ?全く結末が理解できなかったのでとりあえず読み返してみたりしたのですが結局よくわからず。 サークルの先輩が批評会でこの作品をしていて真相について会…